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日本人には栄養学は当てはまらない!?

 2019.04.26

NEOです。ご訪問頂きありがとうございます


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こら!体にいいから肉を食え!
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ぼく~肉くわないし~
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好き嫌いするな!肉を食え!
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ぼくね~
体質的にあわないんだよね~

今回は「あれがいい!これがいい!」栄養学がテーマです。日本人には、栄養学は当てはまらなかった。そんな話を紹介します。


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医学者 ベルツ

明治時代、ドイツの医学者「エルウィン・ベルツ」が政府に招かれ、(現)東京大学医学部で指導を行い日本の医学発展に貢献しました。

 

昭和6年に出版された「ベルツの日記」では、日本人の強靭な体力の原因を調査した記録が残されています。そのきっかけとなったのが、こんな出来事です。

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ベルツの日記~馬 vs 人間

ある日…ベルツは、初めて日光に訪れました。馬を6回乗り換え14時間かけて行ったそうです。

 

そして2回目は、人力車を使いました。車夫1人で14時間30分で到着したそうです。

 


馬 vs 人間の勝負は、馬が勝ちましたが、たった30分の違い…しかも、車夫は一人です。


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食生活と体力の秘訣

そこでベルツは、この体力が どこから来るのか!?実験を始めました。

 

人力車夫を2人雇い3週間、彼らの食生活を徹底的に調査したそうです。

 

まずは、肉類など…

 

高タンパク・高脂質の先進国の理想とする栄養学的食事を摂らせ、体重80キロのベルツを乗せて毎日40km走らせたそうです。

 

しかし…3日目に異変が…

疲労が激しくなり「元の食事に戻してほしい!」と弱音をはく車夫…

 

食事を戻すと「また元気に走れる様になった」そんなお話です。めでたしめでたし。

 

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ほーっ
いい話じゃのー
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どこがじゃー!

元の食事とは、米・麦・イモ類・栗・百合根など高炭水化物、低タンパク、低脂肪の食事だったそうです。

 

現在の栄養学とは真逆の食事です。

 

ベルツは、ドイツの栄養学が日本人には全く当てはまらず、日本人には日本食がよい!と確信したそうです。

 

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日本食 vs 栄養学

しかし、この頃…明治政府の指導者たちは、日本人には日本食という研究結果よりもフォイトの体を大きくする栄養学を選びます。

 

フォイトの栄養学とは、動物性タンパク質主体の現代栄養学の基本です。

 

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スタミナつけに
肉食いに行くぞ!
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スタミナと肉…
それは…ちがうだよー

たしかに草食動物の方がスタミナあるよね!

この当時の車夫は、一日平均50km走ったと言われています。動物性タンパク質の摂取量は少ないのに強靭なスタミナです。


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「食事と栄養学」まとめ

食は健康だけではなく気力、体力、精神力すべての源です。

 

栄養学…過去の選択を批判してもしかたありません。

 

今からでも遅くありません。

日本人は本来の日本食を!そう言いたいのは山々なのですが…残念ながら今は、素材の質も…調味料も…昔とは全く違います。

 

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まじ…!?

 

更に…マスコミなどでは「あれがいい!これがいい」栄養学を糧に商売熱心です。そして消費者は…それを鵜呑みにし振り回されてます…

 


とは言え…

本来の素材、調味料を作られている生産者は、まだまだいらっしゃいます。

 

栄養学だけに振り回されず、それらを積極的に摂りいれて行けばいいのです。

 

そのためには、それらを選択できる考え方、直観力(本質を見抜く力)が必要です。

 

食の常識は激変しています。

あたまを柔軟に一緒に養っていきましょう。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

感謝。感謝。