tyousinki0
血圧と血圧計
ドックン!ドックン!一日約10万回。
血液の血管への圧力ですから血圧と健康には、密接な関係があるわけです。
とは言え…
老若男女、全てが同じ基準であることには、違和感があります。
これについては、別な機会に書こう!
お陰様で我が家では、全員が正常値。
特に気にしていませんが、たまに測定することはあります。
普段、使っているのは、この簡易的なデジタルタイプ。正確さでは、微妙ですが目安になります。
最近は、技術の進歩で精密になっていると思いますが、正確に測ろうと思えば…やはり、このタイプでしょう。
どこのご家庭にもあるアナログ式血圧計と聴診器。
確かに一般的ではありませんが…趣味とかマニアではありません。
病院でお馴染みのシュポシュポタイプ。使い方を教わったのですが聞いてビックリ!
当然、こんなことは、医療業界では“常識”でしょうが…一般的には分からない。聞くに聞けない長年の疑問も解消されましたのでご紹介します。
tyousinki1
聴診器のナゾ!?
素人の私からすれば、腕にバンドを巻いてシュポシュポと空気を入れる。計りを見ながら「シューッ」と空気を抜き最高血圧、最低血圧がわかってしまう。これ自体が不思議です。
しかも…聴診器を腕に当ててるのですから…
心の中では、ずっと“らしさを演出するアイテム”だと思っていました。
この2つの画像を見比べてください。
ほら!聴診器があるとないとでは「らしさ」が全然違います。きっと…説得力を高めるための魔法のアイテムなのでしょう。
tyousinki2
聴診器の役割
アナログ式血圧計では、どのようにして最高血圧、最低血圧を測っているのでしょうか!?
血圧の測り方
- カフ(腕帯)を巻き聴診器を当てる。
- 血圧計を見ながら適当なところまでシュポシュポ空気をいれる。
- シュポシュポの根元にあるバルブを緩め少しづつ空気を抜いていく。
この時点で聴診器からは…
「… … …」なにも聞こえない…
そのまま血圧計を見ながら少しづつ空気を抜いていくと…
無音だった聴診器から「ドックン!ドックン!」と音が聞こえてきます。
このポイントが収縮期血圧「最高血圧」
更に、そのまま空気を抜いていくと…
「ドックン!ドックン!」から「… … …」無音になるポイントがあります。
そのポイントが拡張期血圧「最低血圧」
tyousinki3
血圧測定の聴診器 まとめ
こんな知識は、知っていても活かす機会がありません。でも私の様に誤解している人もいるかもしれません。
今日のところは「血圧を測るときの聴診器は、説得力を高めるための魔法のアイテムでは、なかった!」
そのことだけ知っていただけたらと思います。
医療関係者の皆様、大変失礼しました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。感謝。感謝。
コメントをお書きください